皆様は1年に1回、「確定申告」もしくは「決算」といわれるものを行います。
それらの数字は皆様の1年間の成果を数値化したものになります。
つまりは通信簿のようなものです。この通信簿を経営に活かすことができていますか?
ただ申告するための書類ではなく、経営の打ち手を考えるツールとして活用するお手伝いをします。
経営者が必要とする財務情報を提供するためのベースとなる記帳指導を行います。
書類整理の仕方や記帳ルールを定めることによって、経営者は早くて正確な財務情報を手に入れることができます。
「月次決算」とは、月末に当月の売上状況をチェックし、予想との乖離や今後の計画、つまり経営を管理していくための素材となる財務状況の確認を行う決算です。
月次決算を行うことで、①経営状況をリアルタイムに把握できる、②予実管理を行い、分析改善を早めることができる、③融資判断にも役に立つことなどが挙げられます。
移り変わりが早い世の中だからこそ早い打ち手を検討することが効果的です。
お客様の決算月が到来する1~2ヶ月前に決算事前検討会を開催しています。
期末までの業績見通しをヒアリングしたうえで、決算数値および納税額を試算します。
その結果を基に納税資金の確認を行い、会社の業績に応じた最適な決算対策を提案させて頂いております。着地点のシミュレーションと事前対策を行うことで、決算の確定に向けて準備万端で臨みます。
また進行期の振り返りを行うことにより、課題・改善点の抽出、そして来期の方針を定めていきます。
アリアス税理士法人では、巡回監査を受けているお客様には原則として書面添付を行っています。「書面添付制度」は、毎月の監査で確認した事項を書面として申告書へ添付し、その内容が正しいことを税理士が第三者に対して保証する制度で、これに則った行為が書面添付と呼ばれています。
書面添付された申告書は、いわばお墨付きの申告書となり、信頼性の高い申告書として税務調査の負荷軽減、金融機関からの心証を高めること(利率の優遇などの特典がある金融機関様もいらっしゃいます)にひと役買っています。
書面添付があれば、税務調査の実施前に書面添付を行った税理士に対して見解を述べる機会が与えられ、調査官が納得した場合には税務調査が省略されます。
税務調査の省略に対応することで、税務調査におけるお客様の労力負担と不安の軽減を図っています。